Islander Summit 2025「 プラネタリー・デザイン 」- 島から考える地球思考 –
アイランダーサミット実行委員会
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        INTRODUCTION
南国の陽光が降り注ぐ石垣島を舞台に、2025年10月24日(金)、「アイランダーサミット石垣」が第7回目の開催を迎えました。
株式会社ホットスケープが共催し、企画・制作・運営に深く携わる本サミットは、環境問題や社会問題への貢献を志す企業、行政、研究者、クリエイター、そして地域住民が一堂に会する、「世界でいちばん小さなサミット」です。
今回のテーマは、「プラネタリー・デザイン - 島から考える地球思考 -」
地球規模の革新的なシフトを捉え、立場や専門領域を超えた多様な参加者が集い、「他人ごと」を「自分ごと」に変える種火を生み出すことを目指しました。
CASE
当日の様子


🔹 SESSION 1:プラネタリーコモンズ 海で繋がる未来の共生圏
概要: 海洋汚染、資源管理、そして地域連携といった課題を「地球の共有地(コモンズ)」という視点から議論。長年のビーチクリーン活動から得られた知見が共有されるとともに、デジタル技術や海洋教育を通じた「島から島へ」の新しい連携モデルが提示されました。
個人の「継続的な行動」が未来の共生圏を築く上での重要性を確認しました。


🔹 SESSION 2:プラネタリー・ライフ・デザイン(PLD)
概要: 大手航空会社、通信、事業創造分野のリーダーらが集結し、惑星的視点でのライフデザインを議論。
東京への一極集中を「重力の引っ張りすぎ」と例え、地方側が発信する「価値の重力」を強めることで、おのずと分散型共生文明へシフトするという、未来志向の提言がなされました。
技術進化を前提とした、新しい社会モデルのあり方を探りました。


🔹 SESSION 3:ポップ・プラネタリー:辺境のメロディが紡ぐ、新たな地球連帯のデザイン
概要: 音楽、映画、クールジャパン戦略といった文化・芸術の視点から、地球連帯のデザインを議論。
日本のコンテンツが持つ「心」という普遍的な価値が、グローバルな共感を生むことを分析しました。
議論は、地域の自然の音(サウンドスケープ)を採取し、それを「ポップ・プラネタリー」として宇宙へ届けるという、創造的かつ哲学的なアイデアにまで発展しました。


🔹 SESSION 4:島から創造する「ツーリズム・プラネタリー・バウンダリー」
概要: 観光産業の成長と、その「地球の限界(バウンダリー)」を議論。
観光客数を追うのではなく、保全活動を体験するツアーを通じて「責任ある旅人(Responsible Traveler)」を育成する新しいツーリズムモデルを提案。
保全活動自体が価値となり、それが地域の経済に循環するという、持続可能な観光の仕組みに焦点を当てました。


🔹特別セッション報告:産業能率大学






概要: 
未来の担い手である産業能率大学の学生3チームが登壇。
石垣島のオーバーツーリズムやサンゴ白化といった課題に対し、「スモールチェンジ」に繋がる具体的な解決策を発表しました。
- 主な提案: 
 地元住民との交流を促す「民泊ツアー」や「島ガチャ」による意識の自分ごと化、白化したサンゴを商品化し寄付に繋げる共創型ビジネスなど、斬新で実現性の高いアイデアが共有されました。登壇者からも、その創造力と熱意に対し大きな期待が寄せられました。

本サミットを通じて生まれた多角的な視点やアイデアの「種」は、すべてが「スモールチェンジ」から始まる未来への布石です。
弊社ホットスケープは、この貴重な場を共催した企業として、議論に終わらせず、この「地球思考」と「共創」の精神を具体的な行動へと繋げていく責務があると感じています。
今後も、事業を通じて地域課題の解決と未来創造に貢献し、「他人ごと」を「自分ごと」に変える連帯を広げてまいります。
ご登壇・ご参加いただいたすべての皆様、そして創造的な対話を共有してくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
実績概要
OUTLINE
- 主催
- 
                          アイランダーサミット実行委員会 
- 共催
- 
                          XPJP、ホットスケープ 
- 協力
- 
                          石垣市 
- 開催日
- 
                          2025年10月24日(金) 
- 開催場所
- 
                          石垣島 
 
                     
                    